初代 久保田一竹訪問着 「松風」

故:初代 久保田一竹が『生涯を賭けた幻の辻が花』 作品「松風」訪問着です。

久保田一竹は、「300年前に忽然と消えうせた」という幻の辻が花染めの研究に打ち込み、現実の夢は出口の無い真っ暗なトンネルを灯りも持たず遮二無二進んでゆく哀れな状態で、何が何でも自分の夢の中に描いている理想の辻が花をと狂ったように明け暮れ、数年後には時間が惜しいばかりに生活の基盤であった手描友禅さえも捨て、家族を極貧に耐えさせ、私は辻が花研究の鬼と化したのです。そして還暦を迎えた年初めて生命を削り血で染め上げた創作「一竹辻が花」を世間に発表しました。

販売価格は、店頭発表です。

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